幼かった息子に吃音(どもり)が出た時のこと

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おはようございます。
前回、書いた記事を書いてる途中で、
書こうと決めたことを書きます。🌱✨

「発達障害」と間違われる子どもたちの本を読んだ私の感想と3歳児検診 体験談
お正月に本屋で、小4の息子が欲しい本を選んでいた時に、目に付いた本。成田奈緒子さんの「発達障害」と間違われる子どもたちこの本を読んだアウトプットと、共感したのと取り入れたい内容があったので、皆さんにシェアします!久しぶりに書店で買った本です...

息子に吃りが出たときのお話。
うちの場合に限っては、
私が焦って、行動して招いたことの一つだと思ってる。

ただ、辛かった経験・失敗談としてでなく、
ここから得たこと、これからに生かすこと

そんな、前向きな記事にして、
私の辛かった記憶を置き換える作業にもしたいと思います。

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失敗から学んだこと

吃音がで出したきっかけになった出来事

私は、息子が2歳の頃、
地域で体操などやっている
けっこう厳しい先生の元に連れて行っていました。

当時、息子が体操などイヤがって余りやらなかったです。
それで、先生の話を聞いてると、
ちゃんとやらせなきゃいけないって気になってね。

このままじゃダメだと、
その先生が知育などの教室をやってるので、
そこにも行った方が良いかもと思って行かせたのですね。

その辺りで、
当時の先生二人のうちの一人が、
保護者の前で一列に並んで息子が歌ったりするのに
息子がちょっと気になると言いました。

そう言えば、その頃から息子はどもり(吃音)が出だしてた・・。
マ・・マ・マ・ママって感じで。

男の子で幼い頃に吃音が出ることは
ある程度あることのようですが、

息子の場合は、
私が先生の厳しさを私が真に受けて、
ちゃんとやらさないとと思ったことが原因だと思うのね・・。
この時点で違う方向に行ってたね

当時、
その一人の先生に、
もし発達とか気になるのなら・・(その後なんて言われたか忘れてしまったけど、今後のパートの話とかしてたかなぁ)
「もし子どもに障害とかあったら仕事とかしてる場合じゃないですよ!お母さん」
のような事を言い放たれ、

呆然としてる私に、
もう一人の先生は
「私はそういうのは判断できないから何とも言えない」とか
もっとマトモなことを言ってたと思います。

言い放った方の先生は、
自分は娘の送迎があるからと、
フォローもなくそそくさと帰りました。

たった2歳の子どもですよ!?
不安になって上手く振る舞えなくなってた。

体操だって、人に指示されるのがイヤな子もいる。
(幼稚園に行ってから、お遊戯や演劇でも一生懸命演じてた。
そこで出来てなくてもおそらく大きな問題ではないと今では思う。
息子は、ワオとかみんなのうたとか、大人が子どもが踊ってたら可愛いと感じる風のダンスとかそういうのカッコわるくてキライだけど、合わせて踊ってあげてたタイプ 笑。
そういうの分かってる子供もいるんだよ )

今となっては、その先生がまともじゃないって分かる。

私が取った行動と反省

そして、その話を真に受けて、
半分怒りの感情で、そうじゃないことを証明してやろうと、
すぐに受診した私に知識と自制心が足りなかったって分かる・・。
は〜。ほんとに反省。。泣

この文末に載せてる本でもね、
言葉を真に受けて、ストレートに行動することは危険だと書かれています。

私の場合、ずっと見てくれてる園の先生でも学校の先生でもないのにね・・
無責任に放たれた言葉に翻弄された自分が情けない・・

(時代の流れから、発達障害という言葉が一人歩きし始めた時期でもあった)

まず、今の生活の中で改善できることはないか
考えてみることが大事だそうですよ。

(この本を元に、上記を試してみても改善されず、本当に大変な時は医療機関を頼った方が良いと思いますが)

私は、息子の言葉の面で若干の不安はあったけど、
自分の中では、
息子は音を捉えるのが少し下手だし、
緊張しがちだったり場の雰囲気を読みすぎる所があるけど、
他は全て順調に育ってきた。

発達障害とかそういう感じではない
と分かっていたのに。

夫もそこまでではないんじゃないかなと言ってた。

一つ、
やってたら良かった!!と思うことは、
娘には、
0歳児の頃からよく顔を見て話しかけてて、
娘は言葉が早かったのですが、

息子が生まれる頃には、
娘が私が話を聞くのがしんどい位
四六時中喋りまくってたので、

あそこまでやらなくて大丈夫なんだと、
話過ぎたと、娘ほど息子には話しかけなかったこと。
ふつうには話しかけていました。
1歳くらいから話し出しました。

病院に行ったら行ったらでね、
そういうのって(言葉が聞き取りづらいのがある)
経過観察になるので、
「はい、違いますよ」
とは、なかなかならなかったです。

だから、息子は、言語訓練を勧められて受けました。

もちろん小児科医の先生も言語聴覚士の先生も良くして下さった。
息子の発音が早く良くなったのは、そのお陰もあるかも知れない。
(一生懸命して下さったことには本当に感謝してます。
言葉がキレイになった段階で通うのを辞めました。)

でもね、私は正直必要なかったと思ってる。
あの時、
いっときの不安の感情で突っ走らずに
自然に成長を待てば良かったと思う。

そしたら、受診の度に園での様子など色々聞かれたり、
大丈夫ですと答えるのですが、
息子からしたら、このやり取りを聞かされるのが
しんどかったのでは無いかと思う。
どこか注意深く見られてる空間。

不安になった時に、
自分がそうじゃないと思ってるのに、
不安だと思ってる方に突っ走ると良くないと学んだ。

自分の気持ちをもっと大切にしたら良かった。

私が場の空気を読んでちゃんとさせなきゃって思い過ぎた。

一旦、ニュートラルになって落ち着いて行動したら良かった。

私がもっと悠然と構えていれば、(良い意味で強気で)
大丈夫って安心の心を持っていれば、
息子の場合はだけど、どもりも出なかったかもしれない。

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吃音が治った息子

幼稚園の頃も合わせたら、
全部で2回2〜3ヶ月間位吃りが出た時期があったけど、治ったので
言語聴覚士の先生にもどうやって治りましたか?
と治し方を聞かれました。

息子は、今でも良く話すんだけど、
言いたいことをダーっと話すので、

とにかくゆったりと言葉をさえぎらないで聞いた。

それを続けました。
子供をそのまま認めるようにした。

あれから一度もありません。
言葉もキレイです。
話を遮らず聞いて貰えたことで自己肯定感が育ったようにも思う。

今は、一方的に話し過ぎる時は、
まずは相手が言った事に答えてから話すんだよ。

と伝えています。

私が考える原因として、
成長過程で吃音が出やすい幼児期だった事に加えて、

息子のケースは、彼が繊細で優しい性格なこと(一見元気で強そうだけど)
大好きなママの期待に応えなきゃと強く感じるタイプであり、
厳しめの知育教室で上手く振る舞えない事で
不安感が強くなったことも原因の一つだと思っています。

 

吃音は、母としても本当に辛かったし、
本人はもっと辛かったと思う。

続いている場合、答えは分からない。どれだけしんどいか・・。
うちの場合は一例です。
続いてたら、共感する人を探すべく前にテレビで見た、
同じ立場の親子の集いを探して参加して仲間を作ったと思います。

 

これは、私の考えだけど、
もし、子供に自閉スペクトラム症やADHDなどの発達障害があったら、
脳の特性だから、生育過程からして違う所も多いだろうし
これだけ情報も出てるし、やっぱり分かると思うのね。

ただ情報が多い分、
医療機関を受診する前に、
一個前の記事でおすすめした
成田奈緒子さんの
「発達障害」と間違われる子どもたちを読んで
生活の改善などまずやってみることが必要だと思います。

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「発達障害」と間違われる子どもたち (青春新書インテリジェンス PI 665)

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学びを宝に

私は、この経験を通じて

・子どもには、やりたくない習い事はさせない。やりたい事を尊重させる
・色んな成長過程の子がいる。大らかに見守る。
・一々気にせずゆったり大らかに構える
・障害のある人を差別することはない。何も特別だとは思わない。ただ、こちらで手助けできる必要がある時はそっと力になろうと思ってる

そんな事を学びました。

もう、反省はたっぷりしたので、
(親が罪悪感をずっと持ってるのも子どもに良くない。手放す)
宝に変えて、今後に活かしたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました^^
つたない記事ですが、何か拾えることがあったら幸いです。
コメントも良かったらお願いします✨

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